2014/03/09

[書籍]趾でカラダが変わる

第3刷



『趾でカラダが変わる』
  • 単行本(ソフトカバー): 216ページ
  • 出版社: 株式会社 日貿出版社; 初版 (2013/3/12) 
  • 価格: ¥ 1,470

内容紹介

骨盤起こし"の中村考宏氏が贈るカラダの新視点! 本書の著者・中村考宏氏は骨盤関連の著作を数多く発表されている、いまトレーニング・健康系書籍で大変注目を集めている方です。今回のこの新刊『趾でカラ ダが変わる』は、タイトルにある「趾」(足の指)に徹底的に注目した新たな一冊となっています。 普段の生活では意識することのない「趾」。実はこの趾がカラダの「土台」であり、この趾を靴のなかで眠らせたままいくら体を鍛えても、本質的な改善や能力 アップは難しいのです。そうした理論を本書では分かりやすい文章と豊富な図版で説明するとともに、趾を目覚めさせる具体的なエクササイズを沢山紹介してい ます。また、ランナーやウォーキング愛好者はもちろん、スポーツ・武道をされる方に最適な“ゆっくり走り"と呼ばれる股関節のウォーミングアップ法を詳し く紹介! 皆さんも自分のカラダのなかにある“ローギア"を探してみませんか。さらに特別編では元雑誌「ポパイ」のモデルであり、現在は雑誌「ターザン」でも活躍す るランナーでもある木村東吉さんと、女性アドベンチャーレーサーの和木香織利さんと著者による鼎談「趾が目覚める、エコランニングのススメ」を収録してい ます。 書籍のご紹介サイトも用意しています。 http://shimoa.wix.com/ashiyubi

内容(「BOOK」データベースより)

骨盤を目覚めさせる鍵は趾にあり!ランニング&ウォーキング愛好者必見!土台「趾」=「足指」が働きだせば、股関節が自然にカラダを運び出す!自宅でできる“趾エクササイズ”と最強のウォーミングアップ“ゆっくり走り”徹底公開。




多くの方は普段暮らすなかで、趾(足指)に思いを巡らせることはほとんどないでしょう。
クッションの利いた厚いソールの靴と、綺麗に舗装された道は、
私達の趾を眠らせるに充分すぎる存在です。
自分の趾を思い出すのは、不意にタンスや机の脚などにぶつけた時くらいかも知れませんね。
でもまだ靴も舗装された道路もない時代からヒトが二本足で立ち、歩き、走っていることを考えると、趾は私達の体と大地を繫げる重要な役割を担ってきたことが分かります。
私達の祖先が遙かアフリカから始めた「グレート・ジャーニー」と呼ばれる壮大な旅をしていた頃は、みんな裸足で何があるか分からない荒れ地を歩き、走り、自分よりずっと早く、ずっと大きな獲物を追い、家族や仲間とともに移動する暮らしをしてきました。

そ うした生活のなかで「趾」は大地を掴む「指」として、危険を素早く感じる「センサー」として、様々に働いていたのです。それは別に走ったり歩いたりといっ た移動だけではなく、モノを作ったり、料理をしたり、子供を抱き上げたりと、私たちが生きる上での文字通り「土台」だったのです。

そして何百万年もの間続けて来た旅をやめて定住を開始し、靴や道路が整備されるとともに、この土台=趾を私たちは眠らせてしまいました。

けれども私たちがいくら忘れようとも、趾が私たち人間の土台であることには変わり ありません。その土台を忘れたままどんな運動やエクササイズをしても、それは基礎の無い土地に家を建てるようなものです。どんなに立派な家を建てても、い ずれ床は傾き、壁はゆがみ、住人は不快に感じ健康はもちろん心を害してしまうこともあるでしょう。
言い換えればこれと同じことが私たちのカラダにも起きているのです。
この『趾がカラダを変える』は、多くの人が眠らせている趾を目覚めさせることで、カラダの土台を取り戻し、骨でカラダを支え、重心の移動でカラダが動く本来の身体構造を取り戻すヒントが書かれています。

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